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Charlotte Gainsbourg@東京国際フォーラム

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ベックプロデュースの新作は正直あまり好みではなかったものの、何しろあのシャルロット・ゲンズブールがライブをやる、っていうんだから、これはチェックしないわけにはいかないでしょ!ってミーハーな気分で会場に向かったのだったけれど、さすがは現代フランス最強のサブカルアイコン(じゃない?)、遠目で見てもオーラがまったく違っていた。

もちろん、見た目というかシルエット――照明はずっとかなり暗めだった――の時点で常人とはまったく異質なかっこよさがあったのだけど、それよりなにより、そのふるまいの自然さ、まったく無理していない感、みたいなものが凄かった。…いや、無理してない感じが凄い、ってほとんど言語矛盾だけれども、国際フォーラムみたいな広大な会場でライブをしながら、まったくもってナチュラルなテンションでいる(少なくとも、そのように見える)、ってのは、なかなか驚くべきことじゃないかとおもう。ごく淡々としているというか、そっけないというか、ふつうのミュージシャンや俳優とは明らかに違った、ふしぎな感じがしたのだった。そして、俺のまわりの女子たちはみんな揃いもそろって、そんなシャルロットに目をきらっきらとさせていたのだった。

演奏は、さすがにベックのバックバンドだけあって手堅くタイトだったけれど、シャルロットのボーカル――決して声を荒げることがない――については、さすがにこういう大ホールには合っていないかな…と感じた。曲自体もかなり密室的というかパーソナルな匂いの濃いものが多いから、DUOとかAX辺りの小さめな会場で見れたら、きっともっと素敵だっただろうなー、なんておもったり(そうそう、会場には結構空席も多かった)。

IRM


『僕の妻はシャルロット・ゲンズブール』

僕の妻はシャルロット・ゲンズブール [DVD]

DVDで。これ最高!全体的にツボすぎて、もうわらいまくった!シャルロット・ゲンズブールの実の夫、イヴァン・アタルが監督・主演で、妻が有名女優である、ってことのいろいろな悩みを描いた自己パロディ風コメディ。

この映画のいちばんの魅力は、やっぱりシャルロット・ゲンズブールがナチュラルな感じに描かれているところだろう。やっぱりねー、すっごいかわいいわけ。イヴァンの嫉妬っぷりなんかも、ほどよくコミカルに描かれているし、全体的にテンポがよくて、軽やかな印象がある。まあ、相手をいかに理解しようとするか、いかに寛容になれるか、っていう普遍的な人間関係の問題を扱っているような一面もたしかにあるんだけど、基本的には、リラックスして見られる、かわいくておしゃれな作品、ってところなんじゃないかとおもう。

ただ、俺には劇中のギャグっていうか、わらいどころがことごとくツボ過ぎて。”London Calling”が流れるたびにひとりで爆笑していて、何がそんなにおかしいんだろ…?って我ながら疑問におもったくらい。センスがすごく自分にフィットした、っていうのもきっとあるけど、たぶんそれ以上に、映画全体から発せられている幸せオーラに感染したのが大きいような気がする…。


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