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湯川潮音@タワーレコード渋谷店

クレッシェンド

新作『クレッシェンド』の購入者特典に当たって、クリスマスイブイブに湯川潮音のミニライブを見ることができた。場所は渋谷タワーB1のごくごく小さな箱だし、『クレッシェンド』は、いままでの彼女のアルバムのなかでもとくに好きな一枚だし、ってわけで、心に染みるライブになることは見る前から確定していたわけだけど、やっぱりとてもよかった。

サポートはふたりだけで、アンサンブルはごくシンプル。編成が簡素なおかげで、ぐっと親密な演奏になっているような感じがした。教会の合唱隊マナーで歌われたクリスマスソングメドレーが美しいかったのはもちろんだけど、いままでのアルバムではなかったような、生々しい(ってほどでもないか)感情を詞にした”どうかあしたは”みたいな曲も、あの澄み切った高音で歌われるともう、うっとりするほど心地よかった。

湯川はMCで、いろんなバリエーションの曲が収められた新作のことを、「とっちらかってるアルバム」だと言っていた。それに、”どうかあしたは”のような詞はいままでなかったけれど、こういうのもやっぱり自分の一部なんだ、とも。あーそれはそうだよな、こんな天上的な歌声の持ち主だけど、自分とほとんど同世代の女の子なんだよなー、なんて改めて気づかされた気がして、やっぱり湯川は素晴らしいな!とおもったのだった。

以下、セットリスト。

電話のむこう

どうかあしたは

ここから見る丘

クリスマスソングメドレー

ルビー


湯川潮音@SHIBUYA-AX

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2/13、渋谷AXにて。いやー、今回もすごくよかった。この後しばらくライブをお休みする、ってことで気合いが入っていたのか、曲数も多かったし、なんていうかいままでの集大成的な内容になっていたとおもう。ライブは2部構成になっていて、前半は湯川ひとりでの弾き語り、後半は曲ごとにメンバーをひとりずつ増やしていく、バンドスタイルでの演奏になっていた。一応、今回は昨年出た『クレッシェンド』のレコ発、ってことだったので、新譜からの曲でスタートかなーなんておもっていたのだけど、しょっぱなから弾き語りで”緑のアーチ”がきたわけで、むっ、きょうは何やらすごいことになりそうだぞ…って予感にじんじんしたのだった。

そんな予感に違わず、前半の弾き語りは名曲を連発。「いままでの自分の転機になったような曲を演っていく」という趣向だそうで、”緑のアーチ”に”Turn! Turn! Turn!”、”深夜高速”に”ルビー”、ってもうもうやばいくらいに染み入る曲ばかり。とくにライブではじめて聴いた、”深夜高速”はすごくぐっときた。フラカンのオリジナルはもちろん大好きなのだけど、湯川のソプラノとギター一本で歌われるこの歌も、どこか天上的というか、繊細で神聖な雰囲気があって素晴らしくって。

で、中盤以降は『クレッシェンド』の曲を中心にした、バンドでの演奏。こっちもとてもよかった。超プロフェッショナルなメンバーばかりのバンドなだけに、アレンジなんかもう最高で。とくにギターとキーボの音がよかったな。ベースとドラムスががっつり入ると、ときどき歌声が負けてしまうような感じもあるのだけど、”Lover’s Dart”とか、”ここから見る丘”なんてすごく素敵だった。

ラストはまた弾き語りに戻って、”愛に帰ろう”で締め。バンドの後に弾き語りを聴くと、バンドもいいけど、このソプラノがいちばん映えるのはやっぱりこういうスタイルだよなーっておもわされてしまうのだった。やっぱり湯川の歌声は素晴らしい。

緑のアーチ

Turn! Turn! Turn!

風よ吹かないで

深夜高速

ルビー

When She Loved Me

—–

ヒーロー

ロンリー

Lover’s Dart

電話のむこう

どうかあしたは

五線紙ソング

No Surprises

ここから見る丘

終わりのない物語

ダイス

—–

愛に帰ろう

—–

(アンコール)

レクイエム

逆上がりの国

The Water Is Wide


湯川潮音@九段会館

Sweet Children O'Mine

1月31日、九段会館にて。昨年末に出た『Sweet Children O’Mine』は、ガンズやらエアロスミスやらオアシスやら、ロックの超メジャーな曲たちを湯川潮音の澄んだ歌声でカバーしちゃいました、ってアルバムで、そのよく晴れた春の日に野原でハイキングしているときにでも流れてきそうな牧歌的かつメルヘンなアレンジが軽く衝撃的な作品に仕上がっていたのだけど、この日のライブではもう少しロック色を強めた演奏になっていた。バンドはボーカル、ギター、ベース、ドラムのスタンダードな4人編成で、出音も結構大きい。それに、”Sweet Child O’Mine”なんかはレゲエのビートを導入したカバーになっていたり、ちょっとチャレンジングなこともやっている感じだった。

全体的にはなかなかたのしめたのだけど、とくに序盤のうちは肝心のボーカルがベースやドラムの音量に負けてしまっている場面もちらほらあるようにおもえて(九段会館の音響の問題もあるのかもだけど)、もったいないなーとおもってしまうところもあった。中盤以降はさすがにバランスが整っていったし、何よりバンドで歌うのがたのしい!って気分がぐんぐん伝わってくるようなライブだったので、こういうのも悪くないかな、なんて段々とおもえるようになってはいったのだけど、

結局のところ、いちばんぐっときたのはアンコールの弾き語りで演ってくれた”ルビー”だったわけで、自分が湯川潮音のライブに期待してるのはやっぱりこれなのかもな…なんて再確認するような感じではあった。だってさ、やっぱり声が本当にきれいで。それはもう、真っ暗な会場に響き渡る歌声に、脳内マッサージされているような気分になってしまうくらいなんだ。

以下セットリスト。

Don’t Look Back in Anger

I Want You Back

風よ吹かないで

Angel

To Be With You

逆上がりの国

Sweet Child O’Mine

Harlem

しずくのカーテン

ひなげしの丘

Don’t Worry, Be Happy

緑のアーチ

No Surprises

エデンの園

Don’t Get Me Wrong

裸の王様

———-

ルビー


湯川潮音×土岐麻子@東京グローブ座

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12日、新大久保にて。まじで素晴らしかった…!グローブ座の小さな会場とあいまって、とても親密な空気に満ちた2時間だった。

●湯川潮音

やっぱり湯川潮音の歌声はすごい!!っていうのが第一印象にして一番の感想。圧倒されるほどに美しくて、もうとにかくうっとりしてしまった、って言う他ない。そして、その素晴らし過ぎる歌声を支えるように、チェロとユーフォの深い音が会場中に響き渡っていく感じもすごくよかった。3人っていう小編成だったせいか、打ち込み、サンプラーもちょいちょい使っていて、それがちょっとロックっぽかった。

俺にとってはもう全曲がハイライトな感じで、この時間がずっと続いてくれたらいいのに…なんてずうっとおもっていたくらいなのだけど、とくに震えるほど素晴らしかったのは、Radioheadのカバー”No Surprises”。どんな一音も逃したくなくて、むちゃくちゃ集中して聴いてしまった。Radioheadの原曲は、美しさのなかにもどこかアイロニカルな響き、毒というか底意地の悪さが感じられるものだったけど、湯川の歌はそういったいびつさから離れたところでもっとずっと純粋にただ美しいものになっていて、俺にはまるで賛美歌みたいに聴こえたのだった。音が全身に染み込んでいって、体内にあるよくわからないしこりみたいなものをするすると溶かしていってくれているような気がした。

他にも深いところへと潜っていくような曲をいろいろと演ってくれて(”かたち”とか、新曲の”ルビー”はすごくよかった!)、湯川潮音のライブってこんなにすごいのかー、これはまた見なきゃだな、って強くおもった。大げさな言い方になるけど、聴いているうちに身体の組成が少し変わったみたいな気すらした。アルバムよりずっとすごい。

●土岐麻子

後半は土岐麻子。湯川とは違ってドープな感じじゃなかったけど、明るくておしゃれ感もあって、バランスがとれていたとおもう。歌詞を忘れるハプニングとかもありつつ、でも一生懸命やっている感じがすきだった。歌声もチャーミングで、たのしい。とくに中盤以降ぐんぐん調子が上がってきたみたいで、”ブルーバード”とか素敵だったなー。

2組とも、シンプルな編成で歌をしっかり聴かせてくれたのがよかった。どっちも1時間未満、って時間がかなり短かったのは残念だけど、すごくていねいに音楽をやってるな、っていうのが一番印象に残って、なんだか励まされるような気分になったのだった。

以下セットリスト。

●湯川潮音

しずくのカーテン

巻き貝とわたし

ルビー

かたち

No Surprises

Cycle

明日になれば

朝が終わる前の花

キルト

●土岐麻子

Norwegian Woods

私のお気に入り

She Don’t Use Jelly

How Beautiful

Waltz for Debby

ブルー・バード

私のお気に入り

Singin’In the rain

Break out


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