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ハング・オン

5.23

土曜日。まったく、今週はむちゃくちゃハードだった。会社の研修の詰め込みっぷりは本当に容赦ないとしか言いようがなくて、毎日9時10時とかまで残って勉強してやっと、という感じだったし、家に帰ったら帰ったで、しばらく距離をおくことにしよう、ってなっている彼女のこととか、精神状態が不安定過ぎな友人のことで切なくなったりおもい悩んだりしては、眠れぬ夜を過ごして目の下にくっきり隈をつけたりしていた。同期の子からも、ねえ最近なんか無理してない?夜とかちゃんと寝てる??とか言われたりして、うーん結構きてるかもなー、なんておもったり。

でも、きょうは休日。ようやく一息つくことができた。昼ごろ、中野の駅前通りを歩きつつ、iPodのイヤホンから流れてくるTeenage Fanclubの”Hang On”を聴いていたのだけど、イントロのT-Rexまんまのぶ厚いギターのリフが甘くとろけていってそこにジェラルド・ラブのボーカルが入ってくるあたりで、ふいに音が身体じゅうに染み渡ってきて、この頃すっかりおもい出せなくなっていたような安心感、平穏で肯定的な感覚に全身が包まれたのだった。

それは鳥肌が立っておもわず震えてしまうような激しい感覚であるのと同時に、ひさびさに心から笑顔になれるような感じでもあって、あ、俺いますっごい感動してる、この感じがあればきっとまだ頑張れるな、もっと強くならなきゃだめだな、なんて本当に素直におもった。音楽って、苦しいときにいつもすがれるような容易い存在じゃないけど、タイミングさえ合えばちゃんとその生のエナジーを感じさせてくれるんだな、とか、そんな恥ずかしい感じのこともちょっと本気でおもった。

I’ve been bought and I’ve been sold

And I’ve forgot what I’ve been told

And now I need someone

Of all the stars I’ve ever seen you’re the sun

Hang on,hang on

Hang on,hang on

元気が出てきたところで、なかなかがっつりと勉強。見舞いに行った病院で2時間、サイゼリヤで3時間、家に帰って1時間、ってまるで受験生みたいだ、とおもってひとりでわらってしまう。

5.24

日曜日。朝の10時から会社の友人と集まってファミレスでひたすら勉強。こんな休日ばっかになるなんて学生のころは想像もしてなかったなー、とおもいつつも、夕方5時くらいまで粘る。

その後、人数は減りつつもマックに移動して、結局夜10時半くらいまで勉強し続ける。何かおかしい気がする…とはおもうものの、このくらいやらなきゃサバイヴできそうにない、っていう外資の恐ろしい空気を日々味わっているので頑張った。まあ、もちろん合間合間ではくだらない話をしたり(こんどさー、生と死について語り合わん?ドストエフスキーすきなんでしょー?んーそだね、語り合おうかー)、リストラ/減給の恐怖について愚痴りあったりしていたのだけど。

帰り道、激し過ぎる雷雨に遭遇、びしょびしょになって帰宅する。去年の夏のゲリラ豪雨をおもい出して、なんだか切ない気分になった。

5.25

月曜日。会社に行って友達に会うなり、いやー疲れ取れないねー、といってわらい合う。この、全身をくまなく覆う疲労感。とはいえ、だいたいいつも疲れてる、って感じにもそろそろ慣れてきた気がする。

きょうこそ土日の勉強の成果を…!と挑んだテストだったけど、おもったより苦戦。まあそういうこともある。夜、家に帰ってくると妙に頭が痛い。どうやら熱もあるっぽいし、また風邪をひいたのかもしれない。なんだかいまいちついていない一日だなーって軽くうんざりするも、帰って楽器の練習をしていると少し気分が晴れてくる。まったく、音楽って大事。

サーティーン


かきのきのてっぺんでひとり

金曜の夜から風邪をひいていて、いまだに治らない。土日をベッドのなかで過ごし、きょうは会社なので無理やり行くも、ふらふらしてしまってまるで頭が働いておらず、やばいなー頭痛いなーとおもっているうちに就業時間が終わっていた。夜は家に着くなり眠りについてしまったのだけど、ついさっき目が覚めて、そうだ、ひさびさに日記を書こう、となぜかおもい立ったので、PCを枕元に引き寄せて、いまこれを打っている。

だるい→頭痛い→薬飲む→寝る→起きる→お腹すいた→なにもない→だるい→頭痛い→薬飲む→寝る、っていうのを繰り返しているうちに週末が終わってしまったわけだけど、やっぱ病気で寝てると、ネガティブなことばっかりが頭のなかをぐるぐるしちゃってよくないよなー、とかすごくあたりまえなことを身に沁みておもった。なにしろ動けないで寝ているときって、時間の進みが普段の20倍くらい遅いのだ。あと、気持ちが暗くなると、うータバコ吸いたい…とかかんがえてしまって、それで吸うとまた体調が悪化する、なんて悪循環のループにはまっていて、俺ってどうしようもないなー、なんておもったりした。

そうそう、辛いときには『のはらうた』、って俺のなかでは決まっているので、きのうもぱらぱらとページをめくっては、うまく出ない声で音読していたのだけど、

おつきさま / わたしは いま / かきのきの / てっぺんで / ひとりです / あそびに / きてください

って、やまばとひとみ嬢のうたに激しくこころ揺さぶられてしまい、わかるよ、俺は、その気持ち、などとつぶやいてみたり、やっぱくどうなおこは天才だよねー、そうだよねー、なんてベッドのなかでひとりごちたりしては、なんだかちょっとだけうれしいような、でもやっぱり悲しいような、よくわからない気持ちになったりしていたのだった。

のはらうた (1)


サヨナラ・サマー・イズ・オーバー

9.22

卒論のための資料をまとめたり、いまさら本をアマゾンに注文したり、いろいろと雑事をこなす一日。夕方はバイト。

9.23

きょうも図書館に資料を借りに行く。さて、いいかげん構成をしっかりかんがえ始めないとまずい。早稲田松竹に映画を見に行きたいけど、残念ながらそんな余裕はまったくない…。昼からバイト×2。

9.24

夜中、暗い部屋のなかでアウグスト・ザンダーの写真集『20世紀の人間たち』を凝視していると、本当に魂を吸い取られるような気分になる。なんなんだろう、この圧倒的な迫力っていうか、見返されている感じは。ちょっと怖いくらい。ザンダーの写真には明らかに何かがあるけれど、その何かをうまくことばにできる気がしない。

9.25

黒田硫黄の新刊、『大金星』を買う。つくづく素晴らしい。黒田のマンガを読んでいるときの幸福感は尋常じゃないやー、と高校生のころからおもっていることを、またおもった。やっぱり、「ミシ」がすごい。細かいおもしろポイントをいろいろ挙げることはできるけれど、とにかく、この高揚感とインチキ感とのミックス具合はたまらない。

9.26

昼間はバイオリンで遊んでしまったりしたのだけれども、夜はさすがに焦り、多少がんばって卒論に取り組む。うー、映画見に行きたい…!

9.27

合宿前日だけど、図書館に行ってさらに大量に資料を借りてくる。途中パソコンが壊れるアクシデントなどありつつも、追い詰められたことでようやくきわきわの集中力を発揮、徹夜でどうにか中間発表の分は仕上げられた。つかれた…!

9.28

去年と同じく黒磯でのゼミ合宿、1日目。ほぼ寝て過ごした気が…。なんかもう、自分だらしなさすぎ、って情けなくなる。いろいろとすみませんでした!!

9.29

合宿2日目。夜、自分の発表も無事終わり、胸のつかえが取れた気分。あとは飲んだり、夜道を散歩したり、猫とたわむれたり。さすがに昨日とは違い、なかなかの充実感。

9.30

朝、4年生4人で合宿所周辺を散策、犬たちに追われたり馬や牛やアヒルやダチョウを眺めたり。昼過ぎには東京に帰ってくる。東京もずいぶんと寒い。あー、本当に完全に夏が終わってしまった…、とおもうと実に切ない。夏よさようなら…!明日からまた大学か…。


Is something wrong she said of course there is

9.9

『イントゥ・ザ・ワイルド』でサントラを担当していたのは、パール・ジャムのエディ・ヴェダーだった。それで、パール・ジャムのアルバムをひさびさに聴いていたら、高校生のころのことをいろいろとおもい出した。すげーすきだったんだよなー、昔。なんだかんだ言っても、武道館でのライブ盤がいちばん染みる。いま聴いてもかっこいいや。

9.10

昼から小金井公園で友だちとふたり、ごろごろしながら酒を飲みつつ、延々と喋る。たのしいー。よく晴れていて、すっかりリラクシンする。その後も、深夜までモスでさらに喋り続けた。

9.11

きのうの友だちとの会話をおもい出していると、つくづく自分の怠惰、卑小さ、だめっぷりが身に染みてくるよう。なんつーか、もうちょっと素直かつより良く生きる努力をしなきゃだめだなー、とか漠然とかんがえる。

夜、バイトから帰ってくると岐阜の叔父さん家から封筒に入った小さな荷物が届いていた。その封筒には従姉妹の子(小3)直筆のイラストと「またあそびに来てね~」なんてメッセージが書いてあって、きゅーんとする。

9.12

午前中、旅行中に溜めていたはてなの日記をまとめて読んで、2時頃家を出る。パール・ジャムの”Alive”を聴いていたら、なんだか高校生のころと同じくらいすきだ、っておもえてうれしくなった。なんとなく。この曲にはいろいろな記憶がくっついているけれど、何はともあれ、俺はまだ生きてるしな、っておもう。

H(中1♂)のかてきょ。漢字のテスト勉強をやるだけで、なんでこんなに消耗するんだ…、ってくらい疲れる。それにしても、最近、自分の語彙が小学生/中学生化してきているのが問題だ。ふつうに友だちと話しているときでも、反射的にやつらの語彙が出てきてしまって恥ずかしい。

9.13

バイトして、バイト先の人たちと飲んで、家帰って、音楽聴いて、ちょっと本読んで…、ってだけの一日。や、毎日がだいたいそんなところなんだけど。飲んでいるときに、自分の語彙の小学生化の話をしてみると、あー、だってKくん(←俺)生徒とのシンクロ率高いもんね~ww、などと口々に言われる。シンクロ率…。そういえば卒論の準備をぜんぜんしていない。やばいなー、でもやる気でないなー。なんておもっているうちに、ほら、もう14日になってしまった。

9.14

ひさびさに集中してバイオリン。指が痛い。いい加減回復してもらわないと困るのだけど…。『囚人のジレンマ』がなかなか終わらない。超おもしろいから、別に終わらなくてもいいのだけど、これを読み終わらないことには卒論のための読書に取りかかれないし…、とかおもう。まったく、こんなのはジレンマと呼ぶのもおこがましい。

9.15

昼はバイト、夜は新宿ピットインにて、菊地成孔と南博のデュオを聴く。200人も入ったピットインは明らかに酸素が足りない、って感じで、”チェルシー・ブリッジ”を演っていたときに、ひさびさにリアルに貧血みたいな状態になった。朝からほとんど何も食べないでいたのがまずかったに決まっているのだけど、目の前が暗くなってぼけていく、やたらと暑くて首筋を汗がどんどん流れ落ちていくのがわかる、って感じで、まじで倒れるかも、とおもって少し焦った。でもまあ無事に耐えしのぎ、休憩時間には十分に回復。全体にシックな演奏で、とてもよかった。菊地成孔のソプラノすきだなー。あと、南博は間近でみると迫力あり過ぎ、っておもった。ちょっと怖いくらい。深夜、横浜の実家に帰る。

9.16

実家にてだらだらと過ごす。昼間、居間のソファに寝転がって日に当たりつつ本を読んでいたら、いつの間にか眠っていて、夢を見た。俺は白くて清潔な、広いプールにいる。どうやらプールのなかで立ったまま眠っていたらしく、はっ、て気づいたところが夢のスタート地点みたいだった。きょうは平日だからほとんど人がいなくて、このきれいなプールのレーンを俺は独り占めしている。早く泳がなきゃ、っておもって、クロールで泳ぎ出す。クロールをもうあまり覚えていないから、なんだか不格好な泳ぎ方になっている気がするけれど、でもそのわりには随分すいすいと前に進んでいる感じがする。100m、200m泳いでも全く疲れないし、スピードもすごく速い。ふしぎな快感をおぼえながら、ひたすらに泳ぐ。プールの端の方から、子供たちの声が聞こえてくる。子供たちのいる方にクロールで進んでいって、あーぶつかりそう、っておもったときに目が覚めた。窓の外からは、近くの小学校で運動会の練習をする声が聞こえていた。

夜、保坂和志『羽生』を読む。やっぱおもしろいなー、保坂は。

9.17

晴天。朝から祖母の家に行って、芝刈りなどする。その後祖母の昔話(ほぼ全て自慢話と悪口)をひたすら聞く。3時間近く話を聞き続けて、くたくたになって帰宅。夜、居間でテレビを見つつ妹とちょいちょい喋る。サマソニの話とかしたり。なんつーか、この子も丸くなったよな…、とかおもう。オトナになったっていうか、でももうハタチだし、そんなもんか…。

9.18

ひたすら実家で本読み。バルト『明るい部屋』を読了。結構長い間読んでたなー。続いて、『明るい部屋の謎』を読み始めるも、こっちはぜんぜんおもしろくない…。結局、またソファの上で寝てしまったり。夕飯を食べて、アメトークのスラムダンク芸人を半分くらいまで見て、実家を発った。

9.19

友だちと吉祥寺へ。井の頭公園の木陰のベンチで卒論のための本読み。途中から雨が降ってくるも、傘をさして、まだ粘る。その後、クレープ屋→居酒屋と移動し、延々喋り続けた。魚が全体的に美味すぎてやばい!などと盛り上がるも、気がつけば0時を過ぎ、あ、終電ないじゃんね、って事態に。

9.20

結局友だちはうちに泊まっていって、朝帰って行った。きょうはばっちりと晴天。昼間から公園に行って楽器の練習をして、夕方からバイト。夜、ディスクユニオンでザゼン・ボーイズの新譜を買った。あと、『囚人のジレンマ』をようやく読了。まじで素晴らしい作品なので、知り合いみんなに勧めたい気分だけれど、どうかんがえても勧めやすい小説ではないのが悲しい。

9.21

知り合いに勧める代わりに、ずいぶん時間をかけて『囚人のジレンマ』の感想を書く。しかしその割にはあんまり感想にもなってない…。小説について何かを書くのってむずかしいよ、とおもう。とくに自分の気に入った小説については。ザゼンの新譜は超かっこいい。いままでのアルバムのなかではいちばん好みだなー。


CIBICCOさん

9.7

朝の6時前、姫路のネカフェを出て近くの銭湯へ。そこでなんかいろいろあって、その筋の方に絡まれた。相手は2人。更衣室で半裸で(ハンドタオルだけ股間の上に置いた状態)座らされて、咥え煙草で睨めつけられたり恫喝されたりしたときには、さすがにちょいやばいかな…、とおもったものの、とにかくてきとうに下手に出てやり過ごす。

きょうはもう、どんどん東へ戻るのみ。昼前には岐阜に着いて、駅まで叔父の車に迎えに来てもらった。岐阜に来たのは4、5年ぶり。じーさんばーさんの墓参りをもうずいぶんしてないからな、っておもって来たんだけど、そういえば従姉妹たち(小3と年長)に会うのも今回が初めてなのだった。

叔父の家に着いて、従姉妹ふたりに鳥取で買ってきたお土産をあげて、その後は人形やぬいぐるみやビーズやチョロQやポケモンカードやシールや、まあなんかそんなのでひたすら遊ぶ。ちっちゃい子供との向き合い方ばっかり上手くなっている自分をまたしても実感して、なんだかなー、とおもわなくもなかったけれど、でも従姉妹たちはまじで超かわいい。まったく、こんなかわいい子たちがいたことをいままで知らなかったなんて…!ってつくづくおもった。小学生たちにはバイトで日々会っているけれど、でもやっぱりそれとはまた違ったかわいさ、おもしろさがあって素敵なんだ。

夕方、墓参りに行って、京王D2で買いものして、晩ごはんに中華食べて帰宅。で、また従姉妹たちと遊んで遊んで、でも叔父一家はみんな9時には寝てしまう、ってことだったので、俺も早めに就寝。

9.8

朝6時前起き。ぼうっとしたまま、叔父一家にお礼を言って別れを告げ、従姉妹(小3)と一緒にバスに乗って岐阜駅へ。バイバイするとき、またあそびに来てねー、つってずうっと手を振ってくれていた。あーあー、まったく、きのうの昼から俺はずっとにこにこにやにやしていたんじゃないだろうか。やたらと懐く従姉妹たちがかわいいのはもちろんなんだけど、あの家のなかに満ちていた幸せオーラみたいなものにやられてしまったんだろう。なんだかとても素直な気持ちになれたみたいで、旅の終わりに岐阜に寄ってよかったんじゃん、とおもった。

東海道線で東へ。寄り道もなしで、一気に帰る。夕方には東京に着いちゃうなー、ってかんがえたらなぜか急に映画が見たくなって、川崎で降りて『イントゥ・ザ・ワイルド』を見た。原作のよさ(ノンフィクションだけど)を失わずに、なおかつ愛情を込めて作られた作品、って感じで、かなりぐっときた。

夜、帰宅。18きっぷ買ったのなんて5年ぶりくらいだったけど、やっぱたのしかったなー、っておもった。ひとりでふらふらするのも、なかなか悪くない。というか、もうまたすぐにどこかに行きたい気分になっている。冬は北の方に行きたいなー。


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