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湯川潮音×土岐麻子@東京グローブ座

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12日、新大久保にて。まじで素晴らしかった…!グローブ座の小さな会場とあいまって、とても親密な空気に満ちた2時間だった。

●湯川潮音

やっぱり湯川潮音の歌声はすごい!!っていうのが第一印象にして一番の感想。圧倒されるほどに美しくて、もうとにかくうっとりしてしまった、って言う他ない。そして、その素晴らし過ぎる歌声を支えるように、チェロとユーフォの深い音が会場中に響き渡っていく感じもすごくよかった。3人っていう小編成だったせいか、打ち込み、サンプラーもちょいちょい使っていて、それがちょっとロックっぽかった。

俺にとってはもう全曲がハイライトな感じで、この時間がずっと続いてくれたらいいのに…なんてずうっとおもっていたくらいなのだけど、とくに震えるほど素晴らしかったのは、Radioheadのカバー”No Surprises”。どんな一音も逃したくなくて、むちゃくちゃ集中して聴いてしまった。Radioheadの原曲は、美しさのなかにもどこかアイロニカルな響き、毒というか底意地の悪さが感じられるものだったけど、湯川の歌はそういったいびつさから離れたところでもっとずっと純粋にただ美しいものになっていて、俺にはまるで賛美歌みたいに聴こえたのだった。音が全身に染み込んでいって、体内にあるよくわからないしこりみたいなものをするすると溶かしていってくれているような気がした。

他にも深いところへと潜っていくような曲をいろいろと演ってくれて(”かたち”とか、新曲の”ルビー”はすごくよかった!)、湯川潮音のライブってこんなにすごいのかー、これはまた見なきゃだな、って強くおもった。大げさな言い方になるけど、聴いているうちに身体の組成が少し変わったみたいな気すらした。アルバムよりずっとすごい。

●土岐麻子

後半は土岐麻子。湯川とは違ってドープな感じじゃなかったけど、明るくておしゃれ感もあって、バランスがとれていたとおもう。歌詞を忘れるハプニングとかもありつつ、でも一生懸命やっている感じがすきだった。歌声もチャーミングで、たのしい。とくに中盤以降ぐんぐん調子が上がってきたみたいで、”ブルーバード”とか素敵だったなー。

2組とも、シンプルな編成で歌をしっかり聴かせてくれたのがよかった。どっちも1時間未満、って時間がかなり短かったのは残念だけど、すごくていねいに音楽をやってるな、っていうのが一番印象に残って、なんだか励まされるような気分になったのだった。

以下セットリスト。

●湯川潮音

しずくのカーテン

巻き貝とわたし

ルビー

かたち

No Surprises

Cycle

明日になれば

朝が終わる前の花

キルト

●土岐麻子

Norwegian Woods

私のお気に入り

She Don’t Use Jelly

How Beautiful

Waltz for Debby

ブルー・バード

私のお気に入り

Singin’In the rain

Break out


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