『12モンキーズ』

12モンキーズ [DVD]

早稲田松竹にて。これはクリス・マルケル『ラ・ジュテ』のストーリーから着想を得たテリー・ギリアムが上映時間を4倍に発展させた物語だと言ってしまっても構わないとおもう。正直言ってちょっと退屈だった。テリー・ギリアムらしいアシッド感、バッドトリップ感に溢れた映画ではあるのだけど、

15年ほど前、って微妙な古さが災いしているせいか、ストーリー、ビジュアル、音楽、どれをとってももうあちこちで何度も見たことあるパターンだよなーっておもってしまうところばかりで。ただ、作品全体が志向している、狂気が現実を徐々に浸食していく、ってフィリップ・K・ディック的なテイストが俺は大好物なので、なんだか嫌いにはなれない感じではある。

『ラ・ジュテ』の後にこれを見たのだったけれど、そのおかげで、『ラ・ジュテ』の無駄のなさ、精密さが一層際立つようで、そういう意味ではおもしろい映画体験だったなーとおもう。あと、この作品におけるブラッド・ピットのキレっぷりは素晴らしく、まさに怪演!って言いたくなる感じだった。気持ち悪いというか、イラっとくるというか、怖いというか…。そんなブラピのテンションだけでも見てみる価値はあるかも。

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